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深谷 強烈捲りV 防府GⅡ「ウィナーズカップ」

 復活の一撃だ!!防府競輪GⅡ「第10回ウィナーズカップ」の決勝戦は22日、第12Rで行われ、深谷知広(36=静岡・96期)が最終バック6番手から捲り優勝。賞金3090万円を獲得した。GⅡ制覇は23年9月の青森共同通信社杯以来、5度目(GⅠVは通算2回)。また9Rの「ガールズフレッシュクイーン」(優勝賞金55万円)は20歳のシンデレラ・北岡マリア(20=石川・128期)が見事に追い込んで優勝した。

 3年連続、過去6年で5度目のウィナーズカップ決勝進出。昨年は地元の伊東でVを逃した深谷が、強烈捲りで大会初制覇を決めた。23年9月の青森共同通信社杯以来となるビッグレース優勝だ。最終日は今節初めて開催中に雨が降り、深谷が9番車で小原が5番車。〝車番が良くない〟、スリッピーな中で、頼れる小原がスタートを奪取した。

 「前の方を取れればやりやすいと思っていた。枠がない中、小原さんの(スタートの)速さのおかげ」

 前受けから車を下げ、8番手ではなく、単騎の2選手よりも前にいられたことも大きかった。前では古性が動き、真杉も番手発進。後ろからは山崎も仕掛けてきていたが、この日最速、今節でもトップタイの上がり9秒3の猛烈スピードで山崎を完璧に合わせ、前団を一気にのみ込んだ。

 「最後にして合ったのかな。今開催では自分でも信じられないくらい踏み込めた。いつも以上にリカバリーに気を使ったのが良かったのか、普段は最終日に向かって疲労がたまるのに、疲れ度合いが少なかった」

 これで賞金ランクは2位に上昇。昨年は最後までグランプリ争いに参戦しながら、最後の最後で出場権を逃した。

 「(状態的に)このままではまだダメだけど、これをステップにしたい。GⅠでも南関勢でしっかりV争いできるように頑張る」

 次のビッグレースは5月1日からの平塚ダービー。南関勢の浮沈の鍵を握る深谷の復活は頼もしい限りだ。(本間 正則)

 ◇深谷 知広(ふかや・ともひろ)1990年(平2)1月3日生まれ、愛知県安城市出身の36歳。96期生として09年7月に豊橋でデビュー。通算成績は1151戦441勝で通算60V。主なタイトルは11年高松宮記念杯(GⅠ)、14年寛仁親王牌(GⅠ)、10年ヤンググランプリ(GⅡ)、12年東西王座戦(GⅡ)、14年サマーナイトフェスティバル(GⅡ)、23年共同通信社杯(GⅡ)、26年ウィナーズカップ(GⅡ)。1㍍69、79㌔、血液型B。

 ◆次走 優勝した深谷知広は伊東GⅢ(4月2~5日)、2着の真杉匠は豊橋GⅢ(28~31日)、3着の清水裕友は岸和田FⅠ(4月1~3日)に出走する。

 ◆目標クリア 今大会の売り上げは81億3326万7500円で、目標の75億円を上回った。

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